* もたない男
漫画家の伝記を読むのが好きである。
手塚治虫、水木しげる、藤子不二雄、赤塚不二夫、やなせたかし、本宮ひろし、永井豪、つげ義春等
さまざまな人たちの漫画人生を読んだ。

なぜ漫画家の人生が気になるのかは自分でもよくわからないのですが、
「締め切りに追われている」等の緊迫感がなんとなく自分に当てはまるからなのかもしれない。

最近面白い本に出会った。
「じみへん」等でおなじみの中崎タツヤ氏の本で      


「もたない男」。    



病的ともいえる「捨ててしまいたくなる癖」が読んでいて爽快。
自分のまわりから限りなくモノを削り取って行く様が興味深い。

例えば

それまで仕事で使っていたパソコンを捨てる。
座っている仕事椅子の「背もたれ」をノコギリで切り落として捨て、結局その椅子も捨てる。
携帯電話を持ち歩かず仕事道具は国語辞典と鉛筆とペンと消しゴムと定規のみ。
借りている事務所にはビックリするほど何もないから引越しがとてもラク。
乗っているバイクもフロントとリアのフェンダーを捨てたから泥だらけになり、
車は新車の時点でホイールキャップとヘッドレストを捨てて車検が通らなくなった。
ボールペンもインクが減るたびに不要になった部分をカッターで削って短くしていく。
本も読んだそばからページをはがしていき、最後には全部捨てる。
そしてなんと、自分の描いた漫画原稿も、出版社から送られてきた単行本もすべて捨ててしまう。
パソコンでスキャンした自分の作品もパソコンを丸ごと捨てるから全部消えて無くなる。

笑えるほどの「捨て魔」なのですが自分なりに
「執着から解放される」すべを語っています。
参考になりました。  

ボクも部屋を見回していろいろと捨てたくなりました。  


まずはボクのドロドロとしたこの「邪念」を丸ごと捨てないといけませんね。



 
2015.03.23 Monday * 09:16 | 本・メディア | comments(0) | trackbacks(0)
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